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5年間の兼牧期間を経て

 

 先聖日4月13日に着任礼拝があり、岩上敬人(いわがみたかひと)牧師が

浦和教会の選任牧師に任命されました。

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 5年間、大宮教会の田中先生に兼牧していただき、同じ教団の牧師先生に説教に来ていただいたり、

YOUTUBEで大宮教会との合同礼拝を行ったりしてきました。

 

私も運営委員の一人として、兼牧の教会を運営していくことの難しさ、そもそも教会のあり方とは何か?

ということを模索してきた5年間でした。

私なりに、教会実務の講座に出席したり、本を読んだり、他教会の皆さんと交流したりして知識を得ていきました。

 

岩上先生をお迎えするにあたって与えられたみことばは、

 

「大勢いる私たちも、キリストにあって1つのからだであり、一人ひとりは互いに器官なのです。」

               ローマ人への手紙12章5節

 

 インマヌエル教団は任命制の教会なので、教団が派遣してくれた牧師が開拓をしてそれに教会員がついていく。

という教会が多いように思いますが、長くそれに慣れていると牧師が転任したり、引退したりした時に

うまく継承することができないことがあるように思います。

 

 奉仕に関しても担ってくださっていた教会員が様々な事情で奉仕が難しくなった時に、後を引き継ぐ人がいなくて、特定の方に負担が大きくなってしまうことも多いです。それが嫌になって教会を離れてしまった方もいました。

 

 しかし、今これだけ無牧や兼牧の教会が多くなっているので、もう意識を変える時が来ていると思います。

礼拝に出席して、献金して、教会に癒しをもらう。それだけでは教会を維持していくのは難しいでしょう。

 

 キリストのからだとして教会員が器官となり、教会を支えていく。それぞれの賜物を生かして奉仕・献金・祈りによって教会を支えていくことが必要です。大変なこともあるかもしれませんが、それによって成長し、今まで身につかなかった力を得ることができるかもしれません。

 

そして、近隣の教会がお互いに助け合い、牧師や説教者を派遣したり、実務の効率化を教え合ったり、お互いに祈り合うことが大切だと思います。

 

 浦和教会も、大宮・越谷・上田教会の4教会で協力体制をとってきました。

夏休みや春休みに教会学校のイベントを合同で行うのもとても楽しいです。

先生方には移動も多く、大変なことも多いと思いますが、先生方を支え、お互いの悩みを共有し、祈り合うことで私も励まされました。

 

 今度は常任の牧師が与えられた浦和教会が、岩上先生の元でクリスチャンとして成長し、他の教会を助けられる器として成長する時です。

 

 私は神学院や大学でも教えていらっしゃるような先生の元で学ぶことができることに今からワクワクしています。そのために時間も確保しなければと思っています。天国に行くその時まで学び、成長していきたいです。

 

 

                                 はらちゃん