聖書のメッセージとお祈り

お元気にお過ごしですか？

新型コロナウイルスの影響で、浦和教会では礼拝をYoutubeにて配信しているのはHPでもご案内の通りですが、祈祷会は水曜日夜のみスマートフォンのLineでグループ通話による祈祷会を実施するようになりました。

通常は平日の夜7時半からであることや、近くにお住まいの方がそう多くはないこともあり、教会で祈祷会に出席頂ける方はそう多くはないのですが、昨晩は私が知っている限りにおいては、ネットワーク上ではあれ、ここ数年で最多の方々と共に浦和教会での祈祷会を持つことが出来て大変感謝でした。

ネットワークへつながれない、特にご高齢の方々については、今後このような緊急事態下でのつながり方を考えて行く必要はありますが、この状況を通して、改めて人とのつながりの大切さを感じさせられます。

昨晩の祈祷会における聖書のメッセージは旧約聖書のハバクク書というあまり開かない箇所（2章1～4節）からでした。しかし、私の聖書にはたまたま2カ月前にNHKの番組ファミリーヒストリーで視たピアニストのフジコ・ヘミングさんが3節の言葉を人生の支えとして来られたという話から、以下の部分に線が引いてありました。

『もし遅くなっても、それを待て。必ず来る。遅れることはない』

ピアニストとして60歳頃に脚光を浴びるようになるまでは、耳が不自由な中、多くの苦難を通って来られたそうですが、この聖書のメッセージを信じて努めて来られた姿は素晴らしい証しであると同時に、神様の為せる業、栄光を表していると思わされました。

緊急事態宣言も延長されそうな状況ですが、最善を為して下さる神様のこうした聖書の言葉を信じつつ、今の状況でしか出来ないことも考えながら、努めて行ければ幸いかと思います。

最後に今日読み終わった『救霊の動力』という本に載っていた、イギリスの有名な説教者だったというウィリアム・ブラムウェルの印象に残った言葉も共有させて頂きます。

『一つのことが重要である。それは祈り続けることである。この道に精進しなければ、いっさいは失敗となる。できるだけ多くの時を祈りに費やし、できるだけ熱心に祈れ、期待をもって約束を仰ぎ、祝福のために信ぜよ。』

或いはこの状況より、時間的にも聖書のメッセージに触れたり、お祈り出来る機会が増えた方も多いことでしょう。主の最善を信じてご一緒に聖書のメッセージに触れながら、お祈りし、神様に近づいて参りましょう。

スタッフよしこ